御簾を自分でリニューアルさせる
昭和43年まで使用されていた旧広前の御簾を昨年見つけました。
糸も切れていない部分がありましたので再利用できないかと考え、短く切り、生地を全て張り替え、金具を外せる部分は磨き、再利用いたしました。
↑生地を外しているところです。
教紋があしらわれている良い物でしたが、虫食いや破れがひどかったため張り替えを決断しました。
↑花菱金具を磨いた前後のものを並べた写真です。
後の写真でも出てきますが、御簾の房の飾りの鍵も磨き、輝きを取り戻しました。
↑御神前はこちらの金襴赤地小葵十釜新大和錦生地を使用しました。
神具店さんが御簾の修理に使用できる生地で送って下さったので助かりました。
↑完成しました!割と上手くできました。
↑今のお広前に初めて据えました。きれいです。
房も変えようと思ったのですが、これが麻房で良い物が使われていましたので今回は再利用させていただきました。御簾鍵が光ってます。
↑御霊前はこちらの金襴緑地小葵十釜新大和錦生地を使用しました。
↑金具をつける前の写真です。
↑ご霊前に据えた写真です。
御霊前に関しては以前のお広前より幅が狭くなっているため横を切り、調整しました。
なかなか大変な作業で職人さんにお任せも考えましたが、手作りで補修も心を込めさせていただければ出来ると思い今回チャレンジしてみました!後々新しい御簾を新調出来ればと願っています。
生地がちょっと余っているので今後何か作るかも知れないです。笑
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