金光教のお盆のお祭りについて考える

金光教では、御霊様(ご先祖様)とは常に一緒に生活しておりますので、お盆というものはないのです。


ですが、お盆の時期には実家に帰省しお墓参りをするご家庭も多いかと思います。また、教祖様は盂蘭盆会(お盆)を大切にされておられ、その時に天地の親神さまから神示をうけておられますので、お盆に何かさせて頂いた方が良いのではないかと思うようになりました。

金光教では、御霊様と一緒に生活をしておりますので、ご先祖様を迎えたりお送りする行事はないのです。

ですのでご先祖様、亡くなられた方々に思いを馳せて、そのご先祖様が御霊様として側に居てくださるので、敬いご先祖に感謝をさせて頂く先祖感謝祭を仕えさせて頂ければご先祖様もお喜びになられるのではないかと思います。


ご家族ご親族で仕える場合を書いておきます。

教会の先生をお呼びしてお仕えされる場合は各教会の先生にご相談されると良いかと思います。


ご家族ご親族で仕える

1、自宅の御神前、御霊前を洒掃(掃除)し、榊、お供え物を整える。

2、ご家族、ご親族が集まりましたら、代表者(当主や世帯主)先導して拝詞を唱える。以下次第

⚪︎御神前

拝礼(一礼四拍手一礼)

神徳賛詞

天地書附

拝礼(一礼四拍手一礼)


⚪︎御霊前

拝礼(一礼四拍手一礼)

霊前拝詞

祖先賛詞

拝礼(一礼四拍手一礼)

3、奥城(お墓)へ行きお供え、榊を整え次第代表者が先導して拝詞を唱える

拝礼(一礼四拍手一礼)

霊前拝詞か祖先賛詞か天地賛仰詞を唱える

拝礼(一礼四拍手一礼)

4、教会へ参拝し、自宅の神前、霊前、奥城でご先祖様にお礼を家族、親族でさせて頂いた事を御結界にお届けさせていただく。


以上

なお、その後一同で食事会などをされたりされる所もあるかと思います。

このお盆の時期に「先祖感謝祭」をお仕えするという考えはあくまで私の考えです。

参考程度にしていただけると幸いです。


金光教新市教会 森信和幸




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